「Excel聞き取り上手」からブラウザーを起動して音声を入力しても応答がないとき
初めてダウンロードして使ってみたら動作しないとき、以下をチェックしてみて下さい。
報告されている問題と対策
- PCの機種によってはBIOSアップデートの結果、ライセンス済みのPCが他のPCであると誤認識される
ケースがありました。
→ V1.2.6で対策
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2023年04月 Google Chromeの動作が変わり "POST DATA エラー"のメッセージが繰り返される現象が発生しています。
→ 対策版を作成しました。 V1.2.5
現在のフォルダーに存在するファイル SpcLic.dat(ライセンス), UserDic.xml(辞書)を事前にバックアップして新バージョンの
フォルダーにコピーすると、移行の際の手間が減ります。
各種設定画面はハードコピーなどによりバックアップをお薦めします。
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V1.1.8以前では以下の現象が発生します。対策版のV1.2.4へバージョンアップすることにより回避できます。
「Excel聞き取り上手」が復唱する少数が数値として発音されず日付として発音される。
テキストから音声を合成するGoogleライブラリの動作が変更されたようです。例えば小数値を示す
“11.3” という文字列を11月3日、“2010.02” を2010年2月 のように日付と解釈して復唱する現象が確認されています。
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V1.1.9ではライセンス認証サーバーに接続できない時にアプリケーションが落ちるという不具合がみつかりました。
V1.2.4へのバージョンアップをお願いいたします。
ライセンス認証ができない場合
PCの環境、社内のネットワーク環境などの影響により購入申込、ライセンス取得ができない場合には info@sy-sys.com へお問い合わせください。
オフラインでメールによりライセンス取得ができます。
・以下のリンクから"LicToolVv.zip"をダウンロードし解凍すると "LicenceToolVv.ex_" ができます。
拡張子".ex_" を".exe"に変更して"LicenceToolVv.exe"にリネームします。
・"LicenceToolVv.exe" を聞き取り上手を実行するパソコンと同じパソコンで実行します。ファイル"Info.zip"ができます。
・"Info.zip" をメールに添付して info@sy-sys.com まで送信願います。
オフライン用購入申込ツールダウンロード
期待したように入力されないとき
GoogleChromeの音声認識は会話や文章を入力するのに適しているようです。これを頭の片隅に置いて、
Googleに自分の意図を解釈してもらうような工夫も必要です。
また、Edgeでも音声入力ができるようになりました。Windowsの設定でデフォルトのブラウザーをEdgeに変更することで利用できます。
それぞれの音声認識の応答はやや特徴が異なるのでお好みに合わせて選択できます。
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ある時から常に「ネットワークに接続できません」エラーが出るようになった。
既定のWebブラウザが Google Chrome 以外に変わっているかもしれません。確認願います。
ネットワークに接続できなくなったとき.pdf
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話しかけたのに応答が無い?
==> 言葉が短すぎる場合は応答がない時があります。 特に「2」、「A」、「E」など
短すぎる言葉の入力は無視される傾向があります。雑音と見なされているのかもしれません。
数値「2」で始まる数値が入力されにくい場合先頭にゼロを付けて「ゼロに」と発音すると入力しやすくなります。
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音声への応答が無くなってしまった。
==> ブラウザーのF5キーを押すなどしてブラウザーの表示を更新してみて下さい。
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小数点以下の桁数が多いと期待した内容で入力されない傾向があります。小数点を「てん」と発音する
かわりに「と」、または「ドット」、「ポイント」と発音すると入力しやすくなります。
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"0.002"と入力したいのに、何度発音しても"0.02"と認識される。
==> "ゼロとゼロゼロに"のように発音すると入力しやすくなります。
数字入力モード時には"と"が"."に置き換えされます。
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復唱する音声が出たり出なかったりする。
デフォルトではWebページを開いた直後は音声が出ません。(GoogleChrome) ブラウザーを操作しているうちにしばらく経つと音声が出るようになっています。
操作マニュアルの「ブラウザーの設定」を参考に「サイトが音声を再生できるようにする」の設定をしてください。
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アルファベットの入力は難しい!
英単語でもない単なる英数字のコードは入力が難しいです。
「数値のみ」のチェックを外してアルファベットを入力しようとするケースでは「A」を「えー」
と発音してもなかなか認識してくれません。
これは会話の中で次の言葉を考えている間に「えーー」と発音して間を持たせるケースがよくあるので、
このような意味を持たない音を無視しているのかもしれません。理由は不明ですが「E」も認識されないケースが多いです。
また、「9」と「Q」は区別できません。
「単語のヘッダー機能」によりごく限定的ですがこれらの問題を回避できる場合があります。
詳細はマニュアルを参照下さい。
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ブラウザーの音声入力欄には表示されるのにExcelにセットされない。
==> Excelのセルの内容をキーボードで編集中のときはセットできません。編集状態を終了して下さい。
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文章の一部が期待と違う同音異義語で入力された。
==> セルを編集モードにして訂正したい部分を選択してから「変換」キーを押して単語を選びなおすことができる場合があります。
いつも特定の誤認識が発生する場合はユーザー辞書に登録して文字列を置き換えることができます。
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少数値1.23を読み上げると"1点23"、"1ドット23"のような文字列が入力されることがある。
==> 数値として扱われていません。
(a)各種設定画面の「Excel設定」タブ「セルの表示形式を維持する」のチェックがONになっているとき
入力対象セルについて「セルの書式設定」を表示し「表示形式」タブの分類で数値を選択して下さい。
(b)「セルの表示形式を維持する」のチェックがOFFになっているとき
ブラウザーの「数値入力」チェックボックスのチェックをONします。
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ブラウザーのチェックボックスが「デジタル入力」、「小さなテキスト」になっている。
(「数値入力」、「小文字モード」が正常です。)
ブラウザーに以下のような小さなウィンドが表示されているときは「日本語」ではないほうを選択します。
このGoogle Translateウィンドウを表示させないようにするにはブラウザーの設定画面の検索欄に「翻訳」と入力して
「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」のチェックをOFFにします。